法人あげおNo.174
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 傳川 和広 令和7年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 旧年中は、小川会長をはじめ役員並びに会員の皆様方には、法人会の活動を通じまして、税務行政の円滑な運営に格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。 貴会におかれましては、正しい税知識の普及や会員企業と地域社会の健全な発展のため、各種研修会の開催、会報誌「法人あげお」の発行を通じた情報提供、租税教室への講師派遣、税に関する絵はがきコンクールの開催など、幅広い事業活動を活発に展開されており、改めて皆様方のご努力に深い敬意を表する次第です。 特に第10回という節目を迎えた「税に関する絵はがきコンクール」については、前年を大きく上回る応募があり、貴会の求心力に大変心強く感じております。 さて、国税庁では、「税務行政の将来像2023」を公表し、「納税者の利便性の向上」と「課税・徴収の効率化・高度化」に、新たに「事業者のデジタル化促進」を加えた3つ柱に基づいて、税務行政のDX化に取り組んでいます。その中の「事業者のデジタル化促進」は、経済取引や業務もデジタル化することにより、事業者の方が日頃行う事務処理の一貫したデジタル処理を目指すことで、事業者の生産性の向上に加え、経営の高度化が期待されます。しかし当局だけの取組ではおのずと限度があります。そのため、今後も皆様方への情報提供や連携等を強化し、役員並びに会員の皆様方のご理解とご協力のもと、「事業者のデジタル化促進」を推進していきたいと考えておりますので引き続きご協力賜りますようお願い申し上げます。 間もなく令和6年分の所得税等の確定申告期を迎えます。役員並びに会員の皆様方に限らず、従業員の皆様方も申告の際は、是非、e-Taxをご利用いただき、納税をする際は振替納税をはじめとする「キャッシュレス納付」のご利用をお願いします。 結びに、公益社団法人上尾法人会並びに会員企業の皆様方のご健勝と益々のご繁栄を心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。 新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。 公益社団法人 上尾法人会の皆様におかれましては、日頃より税理士会上尾支部の会務活動に深いご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。また、小川会長を中心に「地域企業と地域社会の健全な発展に貢献する団体」として、税知識の普及や納税意識の高揚に努めてこられたこと、さらに、適正且つ公正な申告納税制度の維持及び発展に関して、また税務行政に関して、円滑な執行に取り組まれておられますことに心から敬意を表します。 おかげさまで、私ども上尾支部も、設立より30年を超え、県下の中核支部に成長することができました。会員ひとりひとりの努力はもとより、関係行政機関、並びに友好団体、特に上尾法人会の皆様方に支えられ、順調に推移して参りましたことを、あらためて心より厚く御礼申し上げます。 さて、昨今の私たちを取り巻く経済環境は、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限の解除やインバウンド需要の増加に伴い、徐々にではありますが、消費の回復傾向がみられるようになってきました。一方、昨年同様、不安定な国際情勢の継続に伴い、原材料やエネルギー価格の高騰など、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような状況ではありますが、地域経済の担い手であり、活力あふれる上尾法人会の皆様方には、今後も変わらぬご活躍をご期待申し上げております。 税務におきましては、適格請求書等保存方式(インボイス制度)の導入が始まり、丸1年経ちました。法人や個人事業主の皆様におかれましては、新しい仕組みに取り組まれるにあたり、諸々の手間がかかるなどの影響があったのではないでしょうか。今後も税務に関するさまざまな変化等に備えて、私ども税理士会も、新しい年の到来を機に、税制は元より金融、経済の研修・研究に励み、地域経済社会の活性化に向けて、更なる努力を致す所存でございます。尚一層の関係強化とご支援、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。 結びに、公益社団法人 上尾法人会の益々のご発展と会員の皆様方のご健勝とご繁栄を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。新年のごあいさつ   関東信越税理士会上尾支部支部長 関根 智新年のごあいさつ       上尾税務署長3

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